鍼灸治療が何故効くのか

 鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)は金属の細い針を経穴(ツボ)に刺入し、或いは艾(もぐさ)を燃焼させて経穴(ツボ)に刺激を加え病気を治そうとする施術です。

 鍼灸の効果の研究は、各研究所、医療機関、鍼灸大学、短期大学などで進められており、総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり、ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられています。

  • 鍼刺激が脊髄において痛みを抑制する。
  • 鍼刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制する。
  • 鍼刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。
  • 経穴(ツボ)の針刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。
  • 筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。

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ティダン鍼灸治療院